ニキビの原因: 2008年1月アーカイブ

余分な皮脂分泌が原因で、毛穴が詰まることによっておこる炎症がニキビです。ニキビといえども軽く考えずに皮膚の病気ときちんと捉えて治療をすることが大切です。

ニキビの原因となるものはその症状によって実に様々です。まず白ニキビといってニキビの初期症状にあたり、毛穴が詰まって皮膚表面に白く盛り上がった状態になるものがあります。白ニキビは毛穴が閉じてしまうことが原因でできてしまいます。毛穴が閉じるのを防ぐには、毎日の洗顔を適切に行って、皮脂がきちんと排出されるようにすることです。また黒ニキビというものもあります。これは毛穴内部に詰まった皮脂が、毛穴の外に押し上げられてしまい毛穴が開いて入り口のところで黒ずみ、酸化している状態です。過剰な皮脂分泌と毛穴のつまりが黒ニキビの主な原因だといえます。赤ニキビというのは、軽症の白ニキビや黒ニキビが悪化してしまった状態です。毛穴に炎症おこしてしまっているのです。ここまで悪化してしまうと、日々の洗顔や食事のコントロールでは治りにくくなってしまいます。そしてストレスによってますます悪化してしまう危険性があるのです。この赤ニキビがさらに悪化した状態のニキビを「化膿ニキビ」といいます。

化膿ニキビにはアクネ菌が深く関係しています。アクネ菌は皮膚を栄養にして増殖する菌で、炎症をおこしている毛穴の内部を化膿させます。この状態になると痛みや痒みもおこってくるでしょう。ニキビにはこのようにひとつひとつ症状に段階があるので、その症状に適切な治療をしていかなけれならないでしょう。それが早い改善につながるのです。

ニキビが出来ている人にとって甘いものというのは大敵だといわれています。甘いものというのはニキビが出来やすくなったり、ニキビを悪化させてしまう可能性があるのです。なぜ甘いものがニキビに良くない影響を与えるのかというと、ケーキやチョコレートなどに含まれている糖分というのは、胃の中で消化されると炭水化物と同じで、脂分に分解されてしまいます。脂分に分解されてしまうということはニキビの元になっている皮脂を作ることになりますからニキビを悪化させたり、ニキビを作ることにつながるのです。ニキビを早く治したい思っている人はこれ以上ニキビを増やしたくないといっている人は、甘いものを少し我慢したほうがいいですね。

ニキビに良くない甘いものというのは洋菓子だけではありません。意外にもおせんべいやおかきなどのもち米が原材料になっている甘いものにも糖分が含まれていますし、炭水化物も含まれています。ですから、これもニキビにとってはあまりいい食べ物とは言えないと思いますからニキビが出来ている人や、ニキビを作りたくない人は食べるのを少し注意したほうがいいですね。ニキビが出来ている思春期に、甘いものを食べてしまいたい気持ちが抑えられないことがありますが、ここは我慢が大切です。

ニキビと揚げ物についてですが、ニキビに揚げ物は一番よくない食べ物だと言われています。揚げ物の中に含まれている豚や鶏といった動物性脂肪というのは、血液の中の中性脂肪の量を増やしてしまう働きがありますからその結果ニキビの元になっている皮脂の分泌を増やすことになります。ですからもちろんニキビが出来ているときには揚げ物を食べるのはやめたほうがいいですし、自分がニキビが出来やすい体質だと思っている人はあまり揚げ物を食べるのを控えたほうがいいかもしれません。揚げ物の変わりに、魚介類を食べるといいと思います。魚介類には血液をサラサラニしてくれる効果があるのですが、これはニキビにも効果的です。ですから出来ればニキビが出来ているときは揚げ物を食べないように気をつけましょう。

ニキビに大敵な揚げ物というのは、食事の際に気をつけるだけではありません。おやつやお菓子のスナック類、ポテトチップなどもニキビに大敵の揚げ物です。ほかにも、ナッツ類も脂が多く含まれている食品になりますからニキビが出来やすい体質の人やニキビの人はなるべく控えるようにしたほうがいいですね。ニキビ予防には脂を摂取することを控えるのが一番です。出来るだけ脂っこい食生活を見直すように気をつけましょう。

ニキビと辛い食べ物についてですが、辛い食べ物ってニキビに良くないということを語zんじでしょうか?辛い食べ物というのは刺激物です。刺激物は食べた後、胃に入ったら胃が荒れてしまうことがあります。胃が荒れると内臓に負担がかかってしまって、ニキビが出来やすくなるといわれているのです。ですから、胃に負担がかかってしまうような刺激物や辛い食べ物はニキビを作る原因になります。また辛いものというのは、体の中の血液の流れを促進する作用があります。これがニキビにどう関係しているのかというと、ニキビの症状を血液の流れを促進することによって悪化させることがあるといわれています。ですからニキビが出来やすい体質の人はあまりからいような食べ物は控えるようにしてできるだけ内臓に負担がかからないようにするといいですね。

とはいっても、韓国や中国では昔からキムチなどの辛い食べ物を食べていても肌が綺麗な人が多いではないかと思う人もいると思いますが、根本的に日本人はもともとはキムチなどの刺激物を食べる人種じゃなかったために、刺激物を食べるとニキビができてしまうという体質のようですからニキビに刺激物は大敵です。ニキビ体質の人は特に気をつけましょう。

ニキビと海藻類についてですが、ニキビの人が海藻類をあまり食べないほうがいいといわれています。海藻類はミネラルなどを沢山含んでいますから体にいいと思われていますが、ニキビにはあまりよくない食べ物だったようです。ニキビになぜ海藻類が良くないのかというと、海草の中に含まれているヨウ素は、甲状腺ホルモンを作るミネラルなのですが、このミネラルがニキビの症状を悪化させてしまうんだそうです。ニキビによくないと言われている海草に含まれているヨウ素は、体の中に入ると皮脂腺から体の外にだされてしまいますからそれによってニキビが出来やすいといわれているのです。

とはいっても、ニキビ以外で考えてみると海藻類というのは体にいい食べ物で有名ですよね。低カロリーでミネラルが豊富な健康食品です。ですから、ニキビが出来ている人、ニキビが出来やすい人は、少し海藻類の過剰摂取に注意するようにするといいと思います。普段、ニキビが出来ている人でも、海藻類をバカ食いする人はいないと思います。ですから普段の生活で気にすることはないと思いますが、例えば海草サラダを食べてダイエットをしようと思って三食海草サラダに変えるような人があれば、ニキビ体質の人にとっては悪化させる原因になるので気をつけたほうがいいですね。

ニキビと飲酒についてですが、ニキビが出来やすいピークの時期というのは、思春期ごろですからきっと、思春期のニキビに悩む人にとっては、飲酒は関係ない話だと思います。しかし、思春期をすぎて20歳をすぎてもニキビに悩む人というのは最近増えているといわれていますからそんな人のために少し紹介しておきたいのですが、ニキビにとってなぜ飲酒が良くないのかというと、お酒にはニキビの元になっている糖分を沢山含んでいます。それによって、皮脂が活発になってしまいます。そうするとニキビが出来やすくなるというわけです。

よく社会人の人でも、飲み会が続いたり、夜遅くまで飲んでいて睡眠不足が続いたりすると、ニキビが出来る人も多いのではないでしょうか。これは内臓に負担がかかってニキビができていたり、生活のリズムが崩れることでニキビが出来ているといわれています。お酒を飲むときにはあまりのみ過ぎないように注意して、飲んだ後、顔が皮脂まみれになっているようでしたら、顔を小まめに洗うなどしてニキビ対策をしたほうがいいですね。思春期のニキビの人にはあまり関係ないのですが、大人ニキビとよばれる厄介なニキビには飲酒は大変関係ありますから注意しましょう。

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